医師・心理士向け
メンタルヘルス・メソッドプログラム
ストレス関連疾患の患者数は、2017年の厚生労働省患者調査で約420万人となっています。(2017年厚生労働省患者調査)そのうち「うつ病」は約127万人と最も多くを占めています。ストレス関連疾患の患者様の多くは、「誰にも打ち明けられない」「セルフケアができない」と孤独に苦悩し、心の柔軟性が低下している状態に陥っています。現在、多くのメンタルクリニックでは初診待ちが1~6ヶ月となっており、患者様のニーズに対してリソースが全く足りていない状況です。受診上限数と総診察数3,000以上のメンタルクリニックのうち、9割以上が常勤医1名。診療所の税制特性などもあり総診察数9,000以下となっています。
苦悩している患者様に適切な心理療法・ケアを提供できる医療者・サービスが不足している状況を解決するために、わたしたちはその手立てとして、医師・心理士向けに「メンタルヘルス・メソッドプログラム」を提供しています。「メンタルヘルス・メソッドプログラム」は、ストレス関連疾患の発症に至るプロセス(生物的・心理的・社会的)に着目した新世代の認知行動療法(プロセスベースドCBT(PBーCBT)・アクセスプタンス&コミットメント・セラピー(ACT))を学習し、患者様に適切な心理療法・ケアを提供できるようになれる実践モデルプログラムです。ストレス関連疾患の患者様の実態を理解し、「メンタルヘルス・メソッドプログラム」をより一層活用し、全ての心理療法の専門医・心理士で臨床心理現場の改善に取り組むことが大切です。
「Dr.アプリ®」は臨床の場での認知行動療法等の心理療法をスマートフォン上で行うものなので、医療現場との親和性が高い特徴があります。初診待ちの解消・データ活用/診療効率化・均質な認知行動療法の提供・検査費として精神科診療報酬のアップ等、日本の精神科が抱えている課題解消に繋がります。
(近年注目されている、デジタル技術を利用して新しい疾患治療を提供しているものとは開発コンセプトが異なります。)